検査の基準値・正常値のまとめ

【甲状腺ホルモンの日内変動】

検査ぶっく♪では状腺ホルモンの日内変動のメカニズムについて入門者向きにわかりやすく解説しております。

◆甲状腺ホルモンの日内変動の解説(もくじ)

◆甲状腺ホルモン日内変動メカニズム

 人体内で分泌されているホルモンは受容体と結合し酵素を産生することで臓器や器官にホルモンの作用を与えます。

 このホルモンの分泌量は血液検査からもわかるように何かしらの影響を受けることで変動し、その変動は血中濃度として現れます。

 またホルモンの分泌は1日の間でも分泌量が大きく変動するホルモンもあり例えば精神の安定、痛みの緩和などの働きをもつコルチゾールなどは1日の中でも分泌量が大きく変動します。

甲状腺ホルモン日内変動メカニズム

 この1日の中での変動を日内変動と呼びますが、甲状腺ホルモンの場合はこの日内変動が穏やかで基本的には大きな日内変動はありません。

 そもそも甲状腺ホルモンは熱代謝や脂肪燃焼の促進作用など人体が活動する上で欠かせない働きをもつ成分であり1日の中で大きく変動することは望ましい状態とは言えない成分とも言えます。

◆食事後は一時的に数値の変動があるケースも

 食事後など血糖値が高まり代謝の亢進が見られる状態などに一時的に数値に変動が見られる可能性がありますが、血液検査などを行う際に特に時間の指定を設定する必要はありません。

 但し、病気の治療の過程を定期的にチェックするケースなどでは、より精度の高い検査指標とするためにも毎回の検査の時間帯を出来る限り統一し同条件で測定を行うリズムを作ることは大切です。

〜ポイントのまとめ〜
★日内変動は非常に少ない
★病気などによる長期的な変動はある
★定期検査の場合はより精度の高い検査指標とするためにも時間帯を統一すべき