検査の基準値・正常値のまとめ

【慢性骨髄性白血病のまとめ】

検査ぶっく♪では慢性骨髄性白血病について入門者向きに解説しております。

◆慢性骨髄性白血病の解説(もくじ)

◆慢性骨髄性白血病の特徴

 白血病という病名を耳にすると、白血球数が増加する恐ろしい疾患というイメージがあるかもしれません。

 PLT検査では血液中の血小板の個数をチェックしますが、慢性骨髄性白血病の場合は白血球だけでなく血小板数も多くなります。

 増加は症状の進行と比例して増加する為、発見の時期の検査数値によってある程度の進行状況を把握することも可能です。

 慢性骨髄性白血病は白血球数が極端に増加し、血小板数も同様に極端に数値が上昇する特徴があります。

 その為、「WBC検査」及び「PLT検査」の結果があまりにも高い数値を示した場合は、慢性骨髄性白血病の可能性を検討することも重要となるのですね。

 血中に含まれている血小板の量が高い原因が慢性骨髄性白血病によるものなのかどうか?それとも他の疾患によるものなのか?を見極める為です。

 尚、同様に血小板が大きく増加する疾患のひとつに本態性血小板血症があります。

◆過剰に成分が製造される骨髄増殖性疾患

 血小板の製造を行っているのは骨髄と呼ばれる組織です。

 骨髄は字のごとく骨の内部に存在する組織で、骨髄では血小板の他、赤血球や白血球も製造しております。

※骨髄では血小板の他、赤血球・白血球などの重要な成分の製造を行っている

 通常は、この骨髄で生成される成分の量は常時一定に保たれており、ひとつの成分が極端に増加するようなことはまずありません。

 しかし、何らかの疾患によって生成が盛んになったり、生成がなされなくなったりすると血液中の成分濃度のバランスが崩れはじめるようになります。

 このように明らかに病的なほど過剰に骨髄の製造活動が盛んになってしまう事により発症する疾患の総称を「骨髄増殖性疾患」と呼びます。

◆骨髄増殖性疾患の種類

 骨髄の製造機能が過剰に働く疾患である骨髄増殖性疾患は、慢性骨髄性白血病だけではありません。

 慢性骨髄性白血病では、白血球と共に血小板の製造も過剰になりますが、真性多血症では主に赤血球が過剰に製造されるようになります。

 また、本態性血小板血症は、血小板の数値のみが極端に上昇するという特徴があります。

 これらは全て骨髄の過剰製造による疾患であるため、骨髄増殖性疾患に分類されます。

【骨髄増殖性疾患の種類】
総称種類
骨髄増殖性疾患・慢性骨髄性白血病
・本態性血小板血症
・真性多血症
・特発性骨髄線維症

◆がんの医療保険だけは別途準備する

 慢性骨髄性白血病の進行過程は緩やかではありますが、確実に人体を蝕んでいきます。

 近年は新薬グリベックの登場の他、入院治療を行える施設も多くなり専門知識をもつ医師も増えてきました。

 しかし先端医療を受ける際にどうしても現実的な問題として残るのが医療費の問題です。

 一般的な複合タイプの医療保険では正直がん治療にかかる費用はとてもまかない切れる物ではありません。

 良くあるケースとしては、自分以外、特に身内に急遽治療の必要性が問われるようなケースです。

 誰もが費用を度外視してでも先端医療を望みますね。

 自分の親であれば当然とも思えますが、やはりその医療費はかなり高額となります。

 もしもの為の医療保険ですが、がん治療にかかる医療保険だけは、大切な人ほど別途加入してもらうなどの検討も必要です。

※がん治療の費用は想像以上に高額になる。大切な人ほど専用の医療保険の準備を事前に検討すべき